鍵の種類

一言に鍵と言っても様々な形状があり､それぞれ名称があります。また､鍵の形状によって防犯性が変わってきます。ここでは､方刻みキー・両刻みキー・ディンプルキー・トランスポンダーキーの4つの鍵についてご紹介します。

まず初めに､方刻みキーです。この鍵は片側だけがギザギザになっている鍵で､鍵穴に差し込む方向が決まっているためリバーシブルキーと比べると使い勝手が悪い鍵です。次に､両刻みキーです。この鍵は両側にギザギザになっている鍵で､鍵穴に差し込む方向が決まっている鍵と､決まっていない鍵の2タイプがあります。続いて､ディンプルキーです。この鍵は鍵の先端部分がギザギザではなく穴が開いているような形状をしている鍵で､ピッキングなど不正解錠を防止するために開発された鍵です。またリバーシブルキーなので差し込む方向を気にしなくてよいので防犯性に優れているだけでなく使い勝手も良い鍵です。最後に､トランスポンダーキーです。この鍵は鍵のヘッド部分にICチップが内蔵されている鍵で､自動車やバイクなどに利用されている鍵です。鍵の形状があっただけではエンジンが始動せず､鍵の形状とICチップの両方が一致してエンジンがかかるようになっています。またこのシステムの事をイモビライザーシステムと言います。